【しみるぜカフカ!】参議院議員選挙投票の参考にしたいこの言葉

はい。心に染みるフランツ・カフカの言葉を紹介する新コーナー【しみるぜカフカ!】、今日から始まりました。
今日で終わるかもしれませんが。

参議院議員選挙運動期間中ですね。
朝はNHKニュースを見る私ですが、選挙時期は政見放送が挟まって、「うちの選挙区でない人の政見放送は聞いてもしょうがないよなぁ、ニュースやってくれないかなぁ」と思いながらも時々突拍子もない主張をする人や口下手な人がいたりして油断ができません。都知事選の政見放送でも突拍子もない人がいましたがあれは意図的なキャラ作りなので野暮ったさしか感じませんでした。
私の心に届くのは「本気で言ってる」ってところでしょうか。

などと考えながら先日買った新潮文庫『カフカ断片集』を読んでいたら投票行動の参考にしたい言葉があったのでご紹介します。

“抑圧されている者たちに対して、特権を持つ者たちは、その責任を果たすと言って配慮してみせるが、しかしその配慮こそ、特権を維持するためのものにほかならないのだ。”(新潮文庫『カフカ断片集』P.81より)

どうでしょう?
なんか調子のいいことばかり言ってる政見放送たちですが、カフカのこんな言葉を意識しながら聴いていると何やら見えてくるものもありそうです。無かったらごめんなさい。

というわけで。この他にも心に染みる言葉満載の新潮文庫『カフカ断片集』。ちょっとしたきっかけで色々考えるタイプの人に超おすすめです。みんなで買いましょう。

カフカ断片集:海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ

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