小説を途中で読むのをやめるのは人生で初めてかも。
びっくりするほどつまんない。
キングの、読み切ってもつまんない小説もあったが、それでも途中でやめはしなかった。
つまんなくても、作中で何かが起こり、読ませようと努力してるような気がして、そこを読む価値はあった。
でも『骨の袋』はダメ。なんもない。文庫本上下二冊で1200頁くらいなんだけど、その10%読んで何にも感じるものが無いんだからもうういいでしょ。俺もいつ死ぬかわかんないお年頃に突入しているので、何も無い本を読んで時間を無駄にしたくない。
というわけで、内容に関して語るほど読んでないんだけど、ひとつだけ感想というか思ったのは、キングが考える「いい女」って、知的だけどセックスの前や二回目のセックスの前にジョークをかます女なんだよね。よく出てくる。自分にだけ下ネタを聞かせてくれる女が「いい女」。はい。
もうキングは読まないかもしれない。キングを読んでる時間が無い。
なんて話で広告貼るのもどうかと思うけど、なんかさみしいからね。でもamazonのレビューはそこそこ高評価。俺が鈍いだけなんだね、きっと。
骨の袋〈上〉 (新潮文庫)
スティーヴン キング 白石 朗
骨の袋〈下〉 (新潮文庫)
スティーヴン キング 白石 朗
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