一年間観続けた者だけに許される涙。アニメ『勇者指令ダグオン』最終回を観たよ

長男が幼稚園の頃に放送していて、いっしょに観ていたアニメ『勇者指令ダグオン』。もう20年前なんだねぇ。
貧乏してたので大きな合体ロボは買ってもらえな、いや、買ってあげられなかったけど、やや小さめのおもちゃは結構買った。食玩とかも。小っちぇーのに合体変形するのね、食玩のロボ。すげーなと思った。

高校生5人（初期メンバー5人、後に7人になる）が正義のダグオンに変身してロボと合体してさらにロボが合体して悪い宇宙人をやっつけるって話で、アニメとしてはなんかベタで粗っぽくて御都合主義満載なんだけど、なんかいいんだよね、そういう欠点っぽいとこも含めてトータルで好き。
ダグオンの後の『勇者王ガオガイガー』の方が設定も凝ってていろんな意味で上な感じがするんだけど、どっちが好きかと訊かれたら、迷わず「それはダグオンです」と答えるね。そんなこと誰も訊いてくれないけどさ。
そしてなぜそんなにダグオンが好きかっていうと、もう、最終回でボロ泣きしちゃったからなんですね。
いやほんと。泣くんだよ。ダグオンの最終回。
このたびはamazonのプライムビデオで観られるようになって、最終の4話くらい鑑賞したんだけど、最終回はやっぱり泣いちゃったね。最初の5分めくらいから泣けてきてあともう終わりまでずっとグスングスンしてんの。54歳のおっさんが。

前の回で悪い宇宙人はやっつけちゃって、最終回はその戦いで行方不明になった主人公をみんなで探したり待ち続けたりの描写で終始するんだけど、みんなの心情が伝わって来る丁寧な演出で、もうやられちゃうのね、すっかり。で、最後はもうボロボロ。ひっくひっくしちゃう。54歳のおっさんが。

結末を知ってて観ても泣いちゃうくらいだから初見で大感動するのも当たり前か。
というわけで、今ならamazonプライムで観られますよ。未見の方は是非。
でも最終回だけ観ちゃダメよん。1話から全部観なくちゃあの感動にはたどり着けないのだ。

ちなみにamazonプライムビデオで勇者ロボシリーズがたくさん観られるようになってるよーん。『ジェイデッカー』は第1話がいいんだよなぁ。