スターウォーズのサイドストーリーだか番外編だかスピンオフだかだというのできっと『イウォーク・アドベンチャー』みたいな映画なんだろうなと思って(嘘)観に行ったら番外編どころかエピソードⅣマイナス0.01くらいだったよ。
いつものオープニングこそ無かったが、「捕虜に見せかけて潜入」とか、「射撃がド下手なストームトルーパー」とか、「大事な基地に簡単に攻め込まれる、どこか根本がなっちゃない帝国軍」とか、スターウォーズ感は満載。
エピソードⅣ直前までの(ホント、ちょっぴり聞いてたけどここまで直前とは思わなかった。直前てよりくっついちゃってる。このままエピソードⅣ観れる)ストーリーなので、帝国軍の体質とかストームトルーパーの技能とかそんなに変わってちゃいけないんだろうけどさ。いろいろもろすぎるぞ帝国軍。皇帝もお怒りだ。
戦闘シーンがリアル志向なので、都合がいいところが余計気になっちゃうのかな?
そもそも「ローグ・ワン」ってなんだ?映画版以外に出てくる言葉か?と思って観ていたけど、「ローグ・ワン」の意味がわかるあたりからがクライマックス。宇宙戦はもちろん、主人公が敵基地内の危険ゾーンをクラッシュバンディクーのように切り抜けていくシーンも手に汗握るドキドキハラハラ。
しかしやっぱりこの映画の必見は最後の、エピソードⅣにつながってゆく場面。
どこかで見たことある通路でどこかで見たことある兵士をライトセイバーでメッタ斬りにするダースベイダー卿。強い。強すぎる。でも悪い。でもかっこいー。
追い詰められる反乱軍兵士。このままでは秘密の情報が!
でもそれは大丈夫。兵士たちのことは知らないけど秘密の情報が大丈夫なことは知っている。
というわけでブローケッドランナー脱出。
そして最後の最後。このシーン、今となっては涙なくしては観られない(本当にちょっとうるっとしてしまった)。
キャリー・フィッシャーさんのご冥福を心よりお祈りします。
さ、『エピソードⅣ 新たなる希望』でも観ましょうかね。
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