なんでしょう最近の鬼太郎。絶好調ですね。
西洋妖怪の頃やらあいつやらあいつやら（←よく覚えてない）の頃が嘘のようです。シリーズ終了間近で好きなことやっていいモードに突入したのでしょうか（いや知らないけど）。
元々毎回バリエーションに富んでいるのが鬼太郎アニメの魅力のひとつなのですが、ここへきてかなり振れ幅が大きくなってるように思えます。
第89話「手の目の呪い」はデビルマン原作を彷彿とさせるハードな内容、第90話「アイドル伝説さざえ鬼」はよくできたお笑い（ちゃんと鬼太郎がさざえ鬼に食べられる）で、必見です。
そしてこの第93話「まぼろしの汽車」もよかったです。
劇場版にもなっている「まぼろしの汽車」ですが、これはゾンビ風味のループものに仕上がってます。そして猫娘の切ない想い。
なんとなく結末は予想できちゃうのですが、そこへ行き着くまでを上手に観せてくれました。
男っとこ前な猫姉さんですが、しっかり乙女でもありました、素敵。
『墓場鬼太郎』のアニメでは、死んだ寝子さんを想うあまりに鬼太郎が（文字通り）死ぬほど切ない想いをするエピソードがありますが（あれは泣いた）、『ゲゲゲ』では猫娘が鬼太郎への想いのために決断し、行動します。
やっぱり男っとこ前でした。
というわけで。『ゲゲゲの鬼太郎』最後まで見逃せませんな。
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