世界史ぼくノート1:人類誕生から都市国家誕生まで(700万年前〜4,000年前くらいまで)

娘が使っていた教科書で「世界史B」をお勉強してます。
「世界史B」の「B」は「ぼく」でした。
というわけで新コーナーは「世界史ぼくノート」とタイトリングしました。
*あくまで「ぼくノート」なので、ここに書かれたことを鵜呑みにしないでね。

人類誕生、文明発生、都市国家誕生まで

はじめなのでいろいろ誕生したり発生したりします。
まずは人類の誕生から。

猿人 →原人 →旧人 →新人。暖かい →寒い →暖かい →寒い

直立2足歩行をする「猿人」が誕生したのはおよそ700万年前のアフリカでした。その後、240万年前には「原人」が現れます。
そのはまだ地球は温暖でしたが100万年前くらいに「氷期」が訪れます。
寒い中、原人は火や石器を使って生き延びます。
その後間氷期になりますが50万年前くらいにまた氷期になります。この頃には「旧人」が現れていて、脳の容積が現代人と同じくらいの旧人は毛皮を身につけるようになりました。死者を埋葬したりもしていました。寒いけどいろいろ考えて生きていました。

暖かい間氷期もありましたがまた20万年前から10万年前の間でまた氷期がやって来ます。われわれと同じ現生人類に属する「新人」が現れるのはこの頃です。
寒いと頭を使って生き延びようとする生物が有利なんでしょうか。
暑いと体力勝負の暴れん坊が幅を利かせるような気もします。

新人は世界に広がりヤギも飼う

新人はアフリカから世界中に広がっていき、1万年前に氷期が終わり、9,000年前には西アジアで麦の栽培、ヤギ・羊・牛の飼育も始まります。
農耕・牧畜が始まると集落を作って生活するようになり、織物、土器を作るようになり、石器も磨製石器に進化します。ここからが「新石器時代」で、それまでは「旧石器時代」だったんですね。

農耕の始まりは各種道具を進化させましたが、メソポタミア(チグリス川、ユーフラテス川流域)で灌漑農業が始まるとさらに生産性が上がり、多数の人口を養えるようになり、そうして増えた人間を統一支配する国家、宗教や交易の中心となる都市が生まれました。
階級差が生まれ、金属器が作られ、政治や商売の記録のため文字が発明されました。

こうして文字で記録される歴史時代が始まったのです。記録されてない時代は「先史時代」なんです。

というわけで、新シリーズ第1回は「まだ世界史じゃないじゃん」みたいなお話でした。教科書でも「序章」です。
それではみなさん、第2回までごきげんようさようなら。

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