dマガジンで電子版を読めるのですが(そもそもdマガジンで1月号の特集を知りましたが)、これは紙の本で持っておくべきだと思い購入。
特集は「2020 写真が記録した激動の年」。「特集」っていうか一冊これ。
誌名の上に「完全保存版」とあります。
「保存版」という言葉にとても弱い私であります。
巻頭に何人かのカメラマンの顔写真と紹介文、2020年という特別な年にどういう思いで写真を撮ったかが書かれています。
表紙の女性二人は、新型コロナウィルスの対応で疲れ切って座り込むベルギーの看護師だそうです。
2020年を「試された1年」「隔てられた1年」「闘い続けた1年」「希望をつないだ1年」とカテゴリー分けした写真で振り返る内容です。
こういう試みは133年のナショナルジオグラフィックの歴史でも初めてだそうです。
パラパラとページをめくると、やはり新型コロナ関連の写真が目につきますが、他に人種差別への抗議、アメリカ大統領選挙関連なども並びます。
このところネットのフェイクニュースに心が揺れることも多かったので、こういう腰の据わったメディアの情報に触れると安心します。
電子書籍を利用することが多くなりましたが、やはり紙とインクの匂いは好きだなぁ。
ゆっくり全てに目を通そうと思います。
2020年はひどいことや驚くことがたくさん起こり、この先もっともっと極端なことが起こるとは思いますが。
2020年が「希望をつないだ1年」となりますように。私の2020年の希望の写真をそっと貼っておきます。
2020年の7月に生まれた女の子と、その母親の手。