というわけでアヤさん、1月8日に無事成人式を終えました。
最近では成人年齢がアバウトになったので、ここいらでは「成人式」ではなくて「二十歳の集い」という名称になっていましたが。
この日を迎えるまで20年もかかりました。
にじゅうねん。
ふた昔ですね。
でもあの日のことはきのうのことのように思い出されます( →1月16日のこと)
生まれたてのアヤの顔を見ながら、
「ああ、この子が成人する時には俺は還暦なんだな」
と思ったのを覚えています。
「まぁまだずっと先のことだけどな。何しろ20年後だ。その頃には常温核融合炉を内蔵した巨大ヒト型ロボットが街を闊歩しいることであろう」
と思いましたが巨大ヒト型ロボットは実現せず、歳だけ取りました。
晴れ着のアヤさんはすっかり大人ですが、私は七五三の、赤い着物のアヤを思い出します。
三歳の時です( →日々棒組み311)。
お参りの後、疲れてむくれているアヤをなだめながらご近所に見せてまわりました。
隣のおじさんがとても優しい笑顔で
「アヤちゃん来たよ〜」
と奥さんを呼びに行ったのを覚えています。
おじさんは何年か前に亡くなってしまいましたが、奥さんはとても元気です。
心配事も多いけど、娘のおかげで時々、「生きてるのもそんなに悪くないな」と思えるのは幸せなことなんでしょう。
で、ふと気づいたのですが、来年は孫が七五三なんですね。
無事にその日を迎えられるよう切に願います。
戦争とか終われ。