558 芥川賞と直木賞だったらどっちが欲しい?

最近ツイッターに「アクティビティを表示」という機能が付いて、自分のツイートが何回表示されたとか、リンクが何回クリックされたとかがわかるようになったんだけど、面白い反面、「あんたのツイッターはこんなもんだよ」、というのを容赦なく突きつけて、私を切ない気持ちにさせる機能もあったりする。

そんな中、私のゆうべのツイートがいつになく好アクティビティだった。あくまで私のツイート基準で、だが。

以下7月16日の私のツイート(@otora)から引用

作家でもない私に妻が訊く。
「芥川賞と直木賞だったらどっちが欲しい?」
作家でもない私が答える。
「芥川賞に決まってんじゃん」
「なぜ?」
「芥川って誰だか知ってる?」
「龍之介」
「じゃ、直木って誰?」
「…誰?」
「な。そういうことだよ」

そういうことだよ。

以上引用。

きのうの第153回芥川賞、直木賞発表のニュースを見ていた妻と私の本当にあった会話。
本を読むのが好き、みたいな顔をしてる私だが、両賞に対する興味とかこの程度。
「直木三十五」という名前は知ってるがそこでおしまい。
どういうものに贈られる賞なのか、うっすら聞いたことあるがちゃんと覚えてない。興味ないから。

あときのう思ったのは、発表するとき作者を「くんづけ」するのね。「又吉直樹くん」とか。あれは習慣なのかね?
本来は文学者として対等に付き合うという姿勢だったのかもしれないけど、ああいう場でくんづけされると上から目線って印象のほうが強くなる気がするけどどうなんだろ?
仕事してて他社の人を呼ぶとき、相手がいくら若くてもくんづけなんてしないけどなぁ。時々そういうことする人いるけど、自分のほうが上なんだぞってアピールだったりするんだよね。あー気持ち悪い。
まぁ、文学賞に対する興味はそういう方に向かっちゃうかな。

あと、両賞とも本屋大賞に比べると本の売れ行きは勢いづかないそうです。本屋大賞は百万部が射程になるけど、両賞はゼロが一つ少ない、とある人が言ってました。まぁ、「売りたい本」に受賞させる賞と比べてもしょうがないけど、売り上げは世間の興味の物差しではあるからね。まぁ、本屋大賞受賞作も読んだことないけどさ(たぶん)。

こんなサイトがありました。
芥川賞受賞者一覧(文芸春秋サイト)→http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/list1.htm
まぁ、眺めて「ふぅん、そうなんだぁ」って思うところはあるよ。

 

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