スティーブ・ジョブズが他界した直後くらいに買ったMacBook Airをずっと使っていたのですが、このたび買い換えました。
増税前にね、と自分に言い訳しながら。
去年iPad Proを買ったときは電源入れてiPhoneの近くに置いておくだけでappleIDやらなんやらの設定も同期できて、拍子抜けするくらい簡単でしたが、Macを使い始めるのはいくつかハードルがありました。
新しいMacbook Airを買ってからやったこと
新しく買ったのは
MacBook Air 13インチの256GB 、色はゴールドにしました。
amazonのポイントで7,500円くらいお安くなってるのでつい買ってしまいました。
最新モデル Apple MacBook Air (13インチPro, 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5, 8GB RAM, 256GB) – ゴールド
ちなみにシルバーはもう少しお安く買えたのですが、在庫が無かったのと、ずっとシルバーだったのでゴールドにしてみました。
ゴールドといっても赤みがかった金色ですね。箔押しの「赤金」に近いでしょうか。あるいは新しくてピカピカの十円玉。
電源を入れると各種設定からスタート。
言われるままにappleIDにログインしたりwi-fi設定したりSiriに話しかけたり(順番忘れた)しました。
これからやる人はappleIDやwi-fi設定のパスワードを用意、Siriに話しかけるために喉の調子を整える、などしてから初期設定に臨むといいと思います。
この辺りまでは順調だったんです。用事もないのにヘイシリヘイシリ話しかけるのは気恥ずかしいものがありましたが(この気恥ずかしさへの対応策はこちらで書きました →「Hey Siri」なんてiPhoneに話しかけるのは気恥ずかしいあなたのために)。
問題はその後。
転送アシスタントでつまずいた
これで大きな部分の設定は終わって、基本的なことはできるようになったのですが、もろもろ細かい操作やらデスクトップのなんやら、アプリの設定(ブラウザのブックマークとかユーザー設定とか)もできるだけ以前と同じ使用感を引き継ぎたい。
iPad Proの経験があったので、なんかそういうの一括で設定移行できないかな、と調べたら、Launchpadに「移行アシスタント」というのがあるのでそれを使えという情報に行き当たりました。
その手順は、
- 転送元のMac(以下「旧Mac」)と転送先のMac(以下「新Mac」)を同じネットワーク、または直接、接続。
- 両方で「移行アシスタント」を起動。
- お互いに認識。
- 移行開始
というもの。
wi-fi設定で同じネットワークにはなっていたので、無線での接続で進行しましたが、どうも「3. お互いに認識」に至らない。
新Macは旧Macがあることを認識して表示されるのですが、旧Macは新Macを認識しないままちっこいグルグルがいつまでも回っている。
何度か試してもそんな状態。「移行アシスタント」を再起動しても変わらない。
そんなことを繰り返していると何がどうしたのか、両方の画面に何桁かの数字が現れ、「相手の画面に同じ数字が出ていたら次へ進め」とか表示されていました。
ところが両画面の数字は違うもので「進む」メニューも選べない。
なんだこりゃ。
しょうがないので無線はあきらめて有線接続。
新Mac付属のケーブルで旧マックに接続。
新マックのケーブルは両端がUSB Type Cのオスなので、USB Aへの変換アダプタを使いました。
iPad Proと一緒に買っていたこれ。買っといて良かった!
aceyoon USB Type C メス 変換 コネクタ [2点セット] USB Aオス→ USB-Cメス アダプタ
https://amzn.to/2ZXhJzf
充電に使っていた新Macのケーブルをデータ転送用にしたので、「移行するときは電源につないでおいたほうがいいよ」というアラートが出ましたが、それまでに満充電になっていた(何度も試行してたからね)ので、まぁ大丈夫だろうと作業続行しました。
有線なら大丈夫だろうと思いましたが、状態変わらず、旧Mac側で認識しないまま、どちらにも数字も出ないままでした。
両機とも再起動(移行アシスタント、Macとも)したりしているうちに何が良かったのかついに同じ数字が現れたのでようやく次に進めました。
これは何が原因か全くわかりませんでした。
何か起ち上げる順番とかそういうのだったのかもしれません。
表示を見ると移行には一時間以上かかるようです。
そろそろ夕食の時間。今日は餃子だったので、せっかくの新しいMacが油でベトベトになるのは嫌なので、一旦停止して避難させました。
ちなみに画面を閉じてスリープ状態になると移行もストップするみたいです(ここはちょっと確かじゃないんですが)。
反省点(こうすりゃよかった)
- 有線の方が成功しやすい(気がする)
- 楽しようとしてかえって無駄な時間を過ごすより、手動でコピーや再設定した方が早かった(気がする)
iCloudの設定でつまずいた
苦労して旧Macからデータ移行しましたが、iCloudの設定は引き継がれておらず、iCloudに接続しようとしたら「Apple IDの入力」 →「Apple IDパスワードの入力」 →「2段階認証で送られた6桁の数字の入力」を求められました。
iPadやiPhoneとの連携にiCloud同期は必須なのでこれも設定しなければなりません。
ここまでの工程で何度も入力して暗記してしまったApple ID情報をホイホイ入力して、iPhoneに届いた数字を入力しました。
が。
何かダメみたいな赤いちっこい文字が。
そこまでの作業で目は疲れ切っていたのですが、気力を振り絞って読むと、
「不明なエラーが起きました」
んー。
不明ねー。不明のエラーねー。
んー。なんだそりゃ。
ここから何度「Apple IDの入力」 →「Apple IDパスワードの入力」 →「2段階認証で送られた6桁の数字の入力」を繰り返したことでしょう。
何度「不明なエラーが起きました」という文字を見たことでしょう。思い出したくもありません。
ネットでいろいろ調べましたが、iCloudのログインはいろいろ起こっているようで、一時的に解決したけどしばらくしたら再発した、というような話もありました。それも何度も何度も。
私の場合、旧Macでは何の問題もなくiCloudが使えていたので、新しく買ったものでかえって不便になるなんて不愉快でなりません。
イライラしながら同じことをやり続けましたが、私の場合、割と単純な原因でした。私が思いつかなかっただけです。
何度やってもダメなので悲しい気持ちでベッドに入りましたが、眠りに落ちる瞬間くらいにあることに思い至りました。でもそのまま寝ました。
旧MacをiCloudからサインアウトする
眠りに落ちる瞬間に思いついたのは「旧MacをiCloudからサインアウトする」でした。
あ、いや。やってなかったの?と言われそうですが、移行アシスタントですっかり新Macへの移行は済んだつもりだったところへiCloud再設定不調だったので思い至らなかったのです。
そして翌日。旧Macをサインアウトしてからおなじみの作業、「Apple IDの入力」 →「Apple IDパスワードの入力」 →「2段階認証で送られた6桁の数字の入力」、を行うとあっさり認識され、無事iCloudにアクセスできました。えへへ。
これはきっと移行アシスタントで同期した情報の中にiCloud設定に関するものがあって、それが同時には使えないものだったんだと推測します。
ということで無事基本的な設定が済みました。
反省点(知ってりゃよかった)
- 移行アシスタントは何が移行して何が移行しないかよくわからないので、すんなり行かない場合は使わない選択肢もありかも
- 設定を移行するなら古い方はサインアウトしておく
- データ移行や設定変更は気持ちと時間に余裕がある時にやる
ちょっと思ったけど、旧MacではもうiCloud使えないのかなぁ。「移行アシスタント」で何かが重複しちゃったような気がするんだけど、もしそうならやっぱり「移行アシスタント」使わずに自分でいろいろ設定していった方がいいような。時間もあんまり変わらないような、そんなことを考えたこの二日間でした。