2016年6月28日
朝日新聞朝刊第1面より

【アマゾン電子書籍読み放題へ 月額1000円前後】


文字だけの本は全て Kindle paperwhite でオッケーな私ですが(図版や表組み、写真が多いものはとても読む気になれないが)、このサービスは微妙感が漂う。
kindle化されている電子書籍全てが月額千円程度で読み放題ならともかく。漫画は第1巻のみ、文芸書は刊行後2〜3年経った作品が中心って。

ちゃんちゃらおかしーと思ったのは私だけでしょうか?
現在、amazonプライム会員のサービスとして対象電子書籍が月に一冊読めるんだけど、もう対象商品が微妙で微妙で。数はあるんだけど読みたいのがあるかっちゅーとこれが微妙の山脈。
いや、いいのもあるんだ。探せば。目が霞むほど探せば。
で、そんな対象商品がどれくらい広がるかってことですが、漫画の第1巻のみってのはもう論外として、刊行後2〜3年経った文芸書ってのもなんか。
もちろん年月を経ても読む価値がある本はありますよ。青空文庫とかにもたくさんあるし。
でもどうでしょう。
受賞作が売れる(もしくは売れる本を選んでる)と言われる本屋大賞というのがありますが、2年前の本屋大賞がなんだったかあなたは覚えてますか?

ね?
そんなもんでしょ?

答えは「村上海賊の娘」なんですが、いま定額読み放題に入ってたら読みますか?

読むか。

でもこのサービスが定着して「2年経てば定額内で読める」のが普通になったら、刊行された時に興味を持ってもスルーして定額対象になるのを待つか?そもそも2年後に覚えてるかそんなこと。

あとは計算かな。月千円として年間12,000円。それでどのくらい読むものか。でも定額対象以外の本も読むだろうから(もちろん紙の本も含めて)そちらもお金と時間を割くと考えると従来の読書のプラス分としては魅力が少ないように思える。
あとは従来の本と一線を画すような、このサービスのための、比較的短めで、でも点数読んだと満足感を得られるようなコンテンツが揃ってくると使いたくなるかも。
通勤の行き帰りで読み切れるような量で切ってっちゃえばいいのかな?
定額サービス専用ならどんなに短くてもいいのかなって思う。電車がちょっぴり遅れた時に読むようなもの。スマホのゲームとかもスキマ時間でやってるんだろうし(とてもそうは見えない奴もいるけど)、それと対抗するにはコンパクトにコンパクトに。
よしそれだ。
何が?
小さな弾をポンポン連発する。
誰が?

出版社が「紙の本が売れなくなる事態は避けたい」だの、「サービス開始後の推移をみたい」だののんきなことを言ってる間にスキマ時間でちゃかちゃか(スマホで)読むものを考えてみよう(ながらスマホはダメですよ)。
そんなこんなで。自分がamazonの定額読み放題を使いたいかどうか考えてるうちに自分がそこで売るコンテンツを作りたくなってしまったオトーさんなのでした。