全てがあって全ていい。映画『JUNK HEAD』を観たら

Amazonプライムビデオで「お前こんなの好きだろ?」とずっとオススメされていて気になっていたけどなぜだか未見だった『JUNK HEAD』をやっと鑑賞。そしてなぜもっと早く観なかったかと後悔。

JUNK HEAD(字幕版)

なんていうか、濃さと深さと細かさを持った要素がそれぞれの形を保ったままぐるぐる攪拌されているような映画でした。
一番濃くて魅力的なのは全体を覆うSF感だと思いましたが、そのほかの要素全てが魅力的でした。不思議さ、ユーモア、グロテスク、アクション、そしてはじめてのおつかい。

こういうのがダメな人がいるのはわかります。グロテスクさとか流血とか結構な濃度すから。
でもそういうのが大丈夫な人で、活字のSFをある程度読んでいる人ならこの世界にすぐに馴染めると思います。そして取り憑かれる。
詳しい説明がなくても「ああそういう世界なんだな」で大丈夫な人にはたまらないと思います。細かいところまで説明が無いとダメな人は観ない方がいいかもしれません。
酉島伝法のSF小説『皆勤の徒』に通じるものを感じました。やっぱり特殊かなぁ。

アマプラの見放題はもうすぐ終わるそうです。
Blu-rayもありますが、日本語字幕は無く、英語字幕だけだそうです。字幕が必要か?って気もしますが。

JUNK HEAD [Blu-ray]

日本語字幕で鑑賞希望の方は今のうちです。もう一度リンク貼っておきます↓

JUNK HEAD(字幕版)

blinkpanda
linelink01

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