暇があるとamazonプライムビデオで何か面白いものはないかと探している今日この頃。
これがいちばんなんだこりゃででもワクワクで、実際観たら面白かった。
『仮面ライダーアマゾンズ』。
2話までだけどね。
平成仮面ライダーのなかでも、異質なものとの関わりを突き詰めようとしていた『仮面ライダー555』に迫れそうなハード感。その他にも初期の平成仮面ライダーがやり残したこと、やれなかったことをやっちまおうという心意気がちらほら感じられる。
造形が日曜朝と同質だけど(あるいはちょっぴり安っぽい?)、彩度を落とし、陰影を強くして、物語のトーンに合わせている感じ。
第1話の冒頭は、日本家屋で異常なことが起こるという、とってもとっても好きな状況。このへんはいわゆるJホラーっぽさを意識してるんでしょうか。
そこで現れる第1号怪人は吉例に倣って蜘蛛型アマゾン(怪人のことをアマゾンって呼ぶらしい)。ここで製作者の本気を感じたね、俺は(ちょろいな俺)。
で、その後2号怪人コウモリアマゾンが吉例に倣って現れたりアマゾン型アマゾンがふたり現れたりで、盛り沢山な上に謎が謎を呼ぶ展開で、冗談かと思って観たら真面目だった『仮面ライダーアマゾンズ』。毎週の楽しみが増えました。アマゾン型アマゾンもあと何人か現れて、変身するときの「アマゾン」って言い方がみんな違うんだろうな。笑いながら「アマゾン」って言うやつも出てくるぞ、きっと。
でも。
アマゾンズを研究開発している会社が「野座間製薬株式会社」って。nozamaって。
やっぱり冗談なのかなぁ。