日々棒組み731 この世には、その場にこの身を置かないとわからないことがある

会社の暑気払いっていうのがあってさ。
めんどくせーな、と思って、でも参加したのね。社畜とやらだから。おいら30年社畜だから。
ちょっと飲んで、スキを見て脱走しようかなとも思ってたんだけど、隣にいたパートの姐さんと話してたら、孫が3人いるのよ、みたいな話に。
訊くと、7歳、5歳、2歳だって。
なんだこのゴールデンエイジ。いちばんいいとこじゃんか。
「かわいいでしょー?」と言うと満面の笑顔で「それがかわいいのよー」だと。
その姐さん、いつ話したんだか、うちに息子と娘がいるのを覚えててくれて、どうしてんの?なんて、訊いてくる。
「今年娘が高校入って、息子は結婚したっす」
と言うと、
「じゃ、もうすぐ孫だね」
と満面の笑顔。
なんでしょう。
「もうすぐ孫」かはともかく。
頭で考えてた時は「めんどくせーな」とか、「ムダな時間だなぁ」とか思ってたけどさ。
楽しかったよ。あはは。

自分のことを覚えていてくれる人がいるっていうのはなにものにも替えがたいと思うんだよね。
みんなも自分と同じ思い出を持ってる人を大事にしてね!


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