妖怪軍団!アッセンブル!アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第九十七話(最終回)「見えてる世界が全てじゃない」を観たら

人間対妖怪の描写が原作デビルマンみたいだと思っていたら、最終コーナーはアベンジャーズでしたね。総力戦。
今までのエピソードに出てきた妖怪やら人間やら地獄先生もどきやら(ほぼ)総登場。
こいつ誰だっけ?混じりだったのもアベンジャーズ エンドゲームみたいでした。
鬼太郎がどっかあっちの世界に行っちゃってたのでねずみ男ががんばってましたね。そうそう。戦争なんか腹が減るだけなんです。一部の人以外は。

ねずみ男だけでなく、みんながいろいろがんばりました。砂かけばばあの ITリテラシーの高さが半端じゃないことも思い知りました。
そして最後はやっぱり鬼太郎が決めてくれました。みんなの想いと共に。
ちょっと残念だったのは、こじつけでもいいからみんなの想いを集める理屈があればよかったかな。閻魔大王のひみつ道具みたいのでも。

ともあれ。
途中挫けそうな時期もありましたが、二年間観続けてよかったと思いました。
なんだかんだ言って原作やこれまでのアニメ版を尊重していたし、「なんだこりゃ回」が散見したのも意欲とチャレンジ精神の結果だったと今は思います。
第7話「幽霊電車」は、定番エピソードに現代的問題を織り込んだ傑作だったと思います。何より怖かった。人情話もお笑い回も鬼太郎の魅力ですが、やはり怖いのがあってこそですもんね。

というわけで、鬼太郎アニメ。二年間楽しませてもらってありがとう。
前にも書きましたが、まず自分が子供のころ観ていた鬼太郎アニメがあり、30歳過ぎて息子と観た鬼太郎アニメがあり、40歳過ぎて始まった鬼太郎は娘と観て、今回のアニメはまたほぼ私だけ(時々家族と)で観てと、人生のコーナーにはいつも鬼太郎がいました。
これは幸せ。
ほぼ10年周期でアニメ化されている鬼太郎。
次の鬼太郎を孫と観れたら幸せだろうなぁ。

次の鬼太郎アニメを孫と幸せに楽しめるようにとの願いを込めて、この絵を貼っておきます。

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