新型コロナ陽性判定〜自宅療養記録報告【その2】です。
【その1】はこちら →日々棒組み904 新型コロナ陽性判定(たぶんオミクロン)でした【その1 】
【その1】で書き忘れましたが、私はファイザーのワクチンを2回接種済みで、2回目は昨年(2021年)の8月5日なので、約5ヶ月半経過したところでの罹患ということになります。
年齢は59歳、糖尿病で投薬治療中、喫煙、肥満は無しです。平熱は36.5度前後。
自宅療養の開始
病院で新型コロナ陽性判定を受け、直後から自宅隔離療養が始まります。
1月20日(木)帰宅後
自宅療養については期間その他保健所から指示の連絡が来るということだったので待っていましたが、20日は連絡ありませんでした。
医者の指示に従って薬を飲む以外には特にやることはありません。
昼間は37度台でしたが、夜になると38度台に上がりました。鼻の奥から喉にかけてそこそこ痛いのですが、咳はほとんど出ませんでした。食欲も普通にあって、普通のものを食べられます。時々軽い頭痛があります。
「会社を休む程度の風邪」って感じでしょうか。味覚や嗅覚の異常、ひどい倦怠感というのもありませんでした。
1月21日(金)
朝の検温37.5度。その他の症状も前日と変わりません。
会社もしばらく休むことになるので、買うだけ買ってなかなか読めなかった本でも一気に読んでやろうかと思いましたが、症状が軽くても気力は衰えているようで、あまり集中できません。
気になっていた映画配信でも観ようかと思いましたが、やはり集中できなくてやめました。こんな時は『ピタゴラスイッチ』とかボーッと眺めてるのがちょうどいいと知りました。
午後に病院から電話があり、病状や薬を飲んでいるか、それの副作用みたいのは無いか?など訊かれました。病状は昨日と変わらず、薬は指示通り、副作用は無しと答えました。
病院の電話のすぐ後に保健所から電話。
症状や持病の有無、その投薬の有無、今回処方された薬の種類などを訊かれましたが、「ラゲブリオ(モルヌピラビル)」を処方されたというと「よかったですね!」だって。
噂には聞いていましたが、数が限られていてなかなか処方されないそうです。
その他いろいろ訊かれて「では話し合ってまた連絡します」と電話を切られた。
話し合うんだ。
また明日かなぁ、と思っていたら夕方電話が来て、
「19日(症状が出た日)を第0日として10日間自宅療養となります。その最後の3日間、解熱剤などなしで平熱であれば解除です。
同居家族は濃厚接触者となりますので、感染者と最後に接触した日から10日間外出は控えていただきます」
とのこと。
これだと感染者の私より家族の方が長い行動制限になります(20日に陽性判定出るまで普通に接触していたので)。
ただ濃厚接触者は感染予防対策をしての食料品の買い出しはOKだそうです。
19日には出社していて、一緒に車で移動していた人がいるのですが、その人は濃厚接触者にはなりませんでした。あの人大丈夫かな?
夜はやっぱり38度台まで熱が上がって、喉の痛みでよく眠れませんでした。
1月22日(土)というわけで第3日目
朝の検温37.4度。
喉が痛かったので、紅茶を淹れて湯気をすーすー吸い込んだらかなり改善しました。湿気だな湿気。
午前中に医者と保健所から電話。どちらからも体温、症状、薬の服用と副作用の有無など訊かれる。
毎日電話するんですね、そりゃ大変だよなぁ。
私はあまり病状が変わらないので、悪化する心配とかほとんどしてません。「ラゲブリオ(モルヌピラビル)」も飲んでるし。っていうかむしろこれの副作用の方が心配なくらいです。
保健所からはオキシパルスメーター(パルスオキシメーターだっけ?)を届けるとの通知がありました。明日か明後日だそうです。第4日目か5日目ということですね。
夜になっても体温37度台でした。
1月23日(日)第4日目
朝の検温37.0度。
喉の痛みも和らいで、鼻水もほとんど出ません。忘れてたけどずっと頭痛もありません。
医者と保健所から電話。いつもの連絡業務。
少し良くなってるニュアンスで解答。
昼頃に測ったら36.5度でした。平熱。
パルスオキシメーターが玄関横に配達されたので早速計測。
血中酸素濃度(SpO2)95%以上が正常値のところ96%でした。
なんか余裕がない数値に思えましたが、別に息苦しいわけでもないので大丈夫でしょう。
病院でもこれ使いましたが、ただ「ここに指を入れろ」と言われて、その通りにしただけでした。何を測ってるとか結果がどうだとかの説明は一切なし。まぁ異常が無かったのでしょう。
夜になっても平熱維持。喉の痛みもほとんど無くなって、ぐっすり眠れました。
1月24日(月)第5日目
朝から平熱。やや喉に違和感がある程度で、体調はほぼ平常通り。解熱剤は飲むのをやめて、喉周りの薬だけ飲みました。
コロナでなければ普通に会社へ行ってるであろう体調です。
病院と保健所からいつもの電話。
いつもと違うのは血中酸素濃度を伝えたくらいでしょうか。96%。正常値。
毎日病院と保健所から電話がきますが、全国で感染者が増え続けている中、ほとんど症状も無いので私にかける手間を他に使ってくれてもいいのにな、とちょっと思いました。
1月25日(火)〜29日(土)第6日〜10日目
はい。もうまとめちゃいますが、6日目以降は体調に変化なく健康でした。血中酸素濃度もずっと96%でした。
医者からの電話は無症状が数日続いた第7日目あたりで「もう大丈夫ですね」で終了。保健所からの電話は最終10日目まで毎日あり、最終日の夕方の確認で隔離解除となりました。
本来はリアルタイムでやりとりすべきもろもろの書類がいつの日か届くので処理してねということでした。
3回目のワクチン接種はどうすればいいのか訊いたら、「絶対」ではないけれど、回復から1ヶ月くらいは開けた方がいいと言っているお医者さんがいると言ってました。
まとめ
具合が悪かったのは発症した日(1月19日)も入れて4日間くらいでした。
症状は発熱、くしゃみ、鼻水、喉の痛み、軽い頭痛で、食欲は普通にありました。動かないからお腹が空かないという程度でした。
平熱になってからも喉の違和感がちょっぴり残りましたがそれも2日くらいでした。
結果だけ見ると「ただの風邪」程度でしたが、ワクチン2回め接種から5ヶ月半経過と「ラゲブリオ(モルヌピラビル)」の処方、重症化リスク(糖尿病)のプラスマイナスがどんな配分だったのかな、というのは気になります。
ちなみに私の知り合いで、ワクチン未接種で感染した30歳くらいの人がいますが、高熱のほか下痢、嘔吐もあり、かなり苦しかったそうです。それでも自宅療養でしたが。
自宅療養になる前は、ホテルで隔離とか楽そうだな、と漠然と思っていましたが、ホテルの一室に10日間閉じ込められるのってかなり苦痛だな、と思いました。
自宅の方がいろいろいいですよね。
日光に当たらないと鬱になると聞いたことがあるので、日の入る窓のそばで過ごしたり、ひと気が無い時を見計らって玄関先で日向に立ってたりしました。
会社を休んでいる間、お客さんからの電話やメールが少しあったので、スマホでできる範囲で対応していました。
スマホにファイルを送ってもらってそれをパソコンに送って加工してまたスマホに送ってメールで送るというちょっと面倒なこともしました。リモート環境が不整備でしたね。時間はあったのでのんびりやってましたが。
あまり忙しい時期でなくてよかったです。
娘も大学が休み、妻のパートはちょっと事情があって自由にお休みできる、という状況だったのでそれもまぁよかったかな。
娘も妻も無症状のまま、会社で私と車で同乗していた人は検査して陰性だったそうでひと安心です。
保健所の人にもお世話になりました。症状やら家族構成やらいろいろ条件が違う人に指導するのってすごく大変だろうなぁと思いました。
こうして10日間の自宅隔離生活が終わり、明日から出勤です。
ちゃんと行けるかな。会社に行く手順を忘れてそうです。