柔道部と野球部以外はみんなチンピラ。実写映画『ドカベン』を観たら

人気漫画の実写化が何かと話題になる昨今。
なんとなくあれな噂は聞いていて、機会があれば観てみたいと思っていた『ドカベン』実写映画版。機会が向こう(YouTube)からやってきたので鑑賞。取れないボールがあるものか!
アニメと同じ主題歌で映画は始まりました。

山田太郎が明訓高校へ転校してくるところから始まって、柔道部で活躍、野球部に入るんだかなんだかなところまでのお話です。
すっかり忘れてたけど原作漫画は中学時代から始まってるんですね。その辺少し違っていますが、漫画で読んで覚えているエピソード(や漫画的描写)も結構ありました。

笑うとこは笑えたし、ちょっとホロリもしました。マジマジ。
話のタネに、くらいの心構えで観たからか、割と普通に楽しめました。
漫画的な大袈裟な表現も気にならないどころか懐かし楽しかったです。「これこれこういうの」みたいな感じで。

柔道部と野球部以外の男子運動部はみんなチンピラクズみたいな連中で、対立がわかりやすくて良かったです。
悪役をはっきりさせるのも娯楽の基本ですね。
高校生には見えない生徒が多い明訓高校でしたが、山田太郎役の人だけは年相応でした。
オーディションで選ばれた全くの素人だそうです。
気は優しくて力持ちだとは思いますがセリフは棒読み。
そんな彼に合わせてか、数々の映画賞を受賞している永島敏行も棒読み演技。
主役とのバランスを考えた高度なお芝居?
かと思ったら永島敏行もこれがデビュー作だそうです。あはは。
岩鬼が馬鹿デカくて、身長2メートルくらいに見えたけどホントにデカい人なのかなぁ?
あとマッハ文朱が夏子はん役でしたが、あの人はどんな役でも全力投球で尊敬しちゃいますね。

いやでもホント、気楽に観られる娯楽コメディ映画にはなってたと思います。「若い人が頑張ってる感」もあってこのジジイ(私)めの点が甘くなってることは否めませんが。

まぁでも。
お金払って映画館で観たら全く違う評価だったと思います。
結局そんなとこ。

つい先日Youtubeで[公式]として配信されていましたが(なんの公式かはよく見なかった。)、今は配信終わってしまったようです。

有料ですがこちらで観られます↓

ドカベン(実写映画版)

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