日々棒組み936 人生の最終コーナーを走り切るための諸要素 [後編]

【前回のあらすじ】

自らの人生を見つめ直し、もう少し生きたい、いや生きなければ。でもどうすればこの暗闇の世界に明りを灯すことができるんだ?そうだ!すすんであかりをつけましょうだ!三億円、三億円あればいいんだ!強ければそれでいいんだ!
でも三億円はどこに?わからない!
ひねくれて星をにらんだ僕の三億円を求める旅が始まりました。

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「三億円」といえば「事件」ですね。
東陽片岡せんせいの漫画に三億円事件の犯人の兄弟が汚いアパートでちょびちょびお金を使って生きているという傑作がありましたが、ああはなりたくないので次善の方法として宝くじが当たることにしました。

調べたところ、三億円当たる宝くじの当選確率は1,000万分の1だそうです。
1,000万分の1ってどのくらい?
東京ドームの収容人数がプロレス興行のようにグランドまで人を入れると60,000人くらいらしいので、1,000万というと東京ドーム167個分。
満員の東京ドーム167個に集まった人々の中のひとりに当たるというイメージでしょうか。
ちなみに野球の場合の収容人数はやや少なくて46,000人、東京ドーム217個分になってしまいます。プロレスなら167個にひとりのところ野球だと217個にひとり。プロレスファンでよかった。

横浜の国際総合競技場は72,000人収容だそうで、これなら139個にひとり。確率が高くなりました。みなさん横浜に行きましょう。

こうして合理的に数字に出していくとだんだん当たるような気がして来ましたね。
来ましたよね。

当選金額の低い宝くじなら当選の確率も上がります。
「年末ジャンボプチ」という宝くじなら1等1,000万円が当たる確率は10万分の1だそうで、なんと東京ドーム2個足らず。なんかもう買えば当たるレベル。
これでいいじゃん。これに30回当たれば三億円じゃん、オッケーオッケー。と思いましたがこれたぶん年末にしか発売しないんでしょうね、とすると30回当たるには最低30年かかる。90歳になっちゃいます私。
というわけで却下。三億円欲しいならやはり「なんとかジャンボ宝くじ」に当選、ですね。
ただ、「年末ジャンボ宝くじ」は1等七億円とかですが当選確率は2,000万分の1らしいのでこれも却下。7億円もいらねぇや。欲張るといいことないからね。地味にね。つつましく生きてゆきましょう。

東陽片岡せんせいの作品ほど紙に馴染む漫画は無いのですが、版元の事情で紙の本が手に入らないものもあるようで。
Kindle Unlimited対象になっていたこれをダウンロードして読んでます。いや面白い。でも濃い。

やさぐれ煩悩ブルース (マンガの金字塔) Kindle版

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