日々棒組み943 そんなに愉快か白河旅行

というわけで(どんなわけかはこちら参照 →日々棒組み942 吹きすさぶ風がよくにあう愉快な仲間たち)。
記録的大雨で各地に被害が発生している中、罰当たりなくらい愉快な仲間旅行2023。福島県白河に行って帰ってまいりました。無事に。みな無事に。

朝の集合時は大雨の影響で鉄道ダイヤが乱れてドキドキしましたが、なんとか総員七名大宮駅に集結、予定通りの新幹線で出発できました。

東北新幹線やまびこは定刻に大宮駅を発車、約1時間で新白河駅に到着しました。
走っている間に天気はぐんぐん良くなり、駅舎を出て見上げると青空が見え、皆で「日頃の行い」を讃え合いました。

写真は白河駅前の松尾芭蕉像と駅構内にあったデカいだるまと「だるまランド」のパンフレット。

この芭蕉像の前で集合写真を撮ろうとしていたら通りかかった女性が「お撮りしますよ」と言ってくれたのでお願いすることに。
撮影に慣れている人なのか、「はいこっち、こんどはこっち、最後の一枚はこっちから」と角度を変えて何枚も撮ってくれました。何者?

昼食は駅前のラーメン屋。
旅の成功を祈念して最初の乾杯。
幹事さんはこの後運転をするのでノンアルコールビール。ホントにすいません。
痛風や血圧の話で一気に盛り上がりました。痛風はホントに痛いらしいです。
私は「野菜たっぷり塩タンメン」を頼みましたが、野菜だけでなく全体にたっぷりで食べるのが大変でした。

昼食を終えレンタカーを借り、最初の目的地小峰城跡へ。

立派な石垣を眺めながら入城、三重櫓へ。
急な階段を落ちそうになりながらよれよれ上ったり下ったりして見学しましたが、我が幹事さんが「落ちる奴いるんじゃねぇの」と言っていたら横にいた係の人が「きょうも一人落ちました」と。危ないじゃんかよ。こっちもいい歳なんだから。

小峰城の階段を無事に降り切った一行、次は「白河関跡」です。
なんでしょう?関所みたいなところでしょうか?
「跡」だからでしょうか、関所みたいなものは見当たりませんでしたが、迫力ある巨木に囲まれて、風雪に耐えてきたような神社がありました。

全体に「古~い」を醸し出しているように感じました。

「白河関跡」を後にして一行は今夜の宿「新甲子温泉 五峰荘」へ。
‟しんかしおんせんごほうそう” と読みます。

原生林に囲まれた旅館ですが、駐車場で車を降りると周りでなんかにぎやかに鳴いてます。
蝉の鳴き声に聴こえるのですが、みんなで「この時期に蝉はないだろ」だの「鳥じゃね?」「カエルじゃね?」「録音じゃね?」などと言いながら玄関を入り、宿の人に訊くと、
「あれは蝉です」
ときっぱり。
「エゾハルゼミという蝉で、今ごろだけ鳴くのです」と教えてくれました。
知りませんでしたエゾハルゼミ。なんだかスイカが食べたくなりました。

観光もしますが、「温泉入って飲む」のウェイトが大きい我々男女7人。
さっそく温泉に向かいます。
男湯と女湯どちらにも露天風呂があるうれしい仕様(翌朝は男女浴場が入れ替わります)。
原生林に囲まれた五峰荘、露天風呂から臨む景色も原生林。こういうのを ‟風情がある”って言うんでしょう。

早々に温泉に入ってしまったので、夕食までの時間がちょっと空いてしまいました。
しょうがないので部屋でビールを飲むことにしました。
幹事さんはこれが初ビール。運転ご苦労様でした。

ちょっと長くなっちゃったので後編に続きます。

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