病気というほどでは全然ないのですが、時々憂鬱な気分に沈むことがあります。
原因は直近の仕事のことだったり過去の自分の情けない言動(下手すると小学生時代のことだったり)をふと思い出して自己嫌悪に陥ったりあるいは全く原因なんか無かったりとさまざまですが、もうなんか色々ダメかも俺、という気持ちになって俯いて歩いたり、夜眠れなくなることがまぁちょいちょいあります。
そのままにしているとどこまでもどこまでも沈んでいってしまうので、何かで心を奮い立たせり静めたりするようにしています。
その時の気分でいくつかの方法から選ぶのですが、その方法のひとつに最近加わったのが “スタン・ハンセン” です。
なにそれ?
それは、なにが原因だったかさっぱり忘れちゃいましたが、何かで気持ちが沈んでいるそんな日でした。
CS無料放送を録画していた昔のプロレスの番組を再生すると、それは天龍源一郎、スタン・ハンセン組がタッグチャンピオンのジャンボ鶴田、谷津嘉章組に挑戦するそんな試合でした。
気になる方もいらっしゃるかと思いますので書き添えておきますと、1989年4月4日横浜文化体育館でのPWF世界タッグ選手権です。
挑戦者チームの天龍源一郎があのテーマで入場します。
ああいいなぁ、天龍いいよなぁ、とか観ていると次はハンセン。
入場通路のハンセンが映ります。
馬がいななきカントリーチックなイントロ。
ハンセンが前のめりで動き出しそして。
会場への鉄の扉をブルロープでバァン!と叩いてその勢いのままザァンと観客の待つ場内へ駆け込む。群がるファンをブルロープで十字に薙ぎ払ってリングイン。
かっこいい。いや痺れた。
ブルロープでバァン!そのままザァン!
なんでしょう。
さっきまで沈んでいた自分のなんとつまらない男っぷりよ。情けない。そんな自分が情けない。
というわけで。
自分が小さなつまらない人間になりそうな時はハンセンのこの入場シーンを見ることとして保存しました。
どっかで売ってないかなブルロープ。
と思ったらamazonで売ってるよブルロープ。50メートル23,000円。
…
…まぁ、心に持ってればいいか、魂のブルロープ。
俺の魂でバァン!ザァン!だ!
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