フジテレビスケールのオールスター映画『ミステリと言う勿れ』を観たら

妻が買っていた原作漫画を読み始めたら面白かったので映画版を鑑賞しました。
原作は第3巻を読み終わって第4巻を読み始めたところで、どの辺のエピソードが映画化されてるのかな?と思って観たらドンピシャ読みかけの広島激闘編でした。
エピソードまだ読みかけでしたが、ほぼ真相が明らかになるところまで読んでいたのでまぁいいかと観てしまいました。
ちなみにテレビドラマ版は妻が配信で観ていたのを横で部分的に観てたくらいです。

ミステリと言う勿れ

テレビドラマの映画版って、ドラマのキャラを踏襲しながら事件だけ派手にスケールアップして違和感ふりまいたりするような偏見を持ってる私ですが、本作はもう呆れるくらい原作通りで、「収まってる」って感じでした。地味っちゃー地味。
原作者が自作を「ミステリ」じゃないんですよと明言してるので、そっち方向にも引っ張りきれない。

で。
そんなこんなより私が気になったのは、芸能人に疎い私でも名前を知っているような人が割と誰でもいい、と言ったら語弊があるけど、ここにその人配置したら無駄に気にならねぇか?という配役が多かったように思ったことです。
なんかこう、そんなに強い場面でもないのに際立っちゃう弊害っていうか。にぎやかしのキャスティングって馬鹿にされてるような気がするんですが考えすぎでしょうか。
昔からあるオールスター映画ってそうじゃないですよね。きっちりみんなに見せ場がある(うまくいってるかどうかは別として)。

いろいろ書きましたが、原作やドラマ版が好きな人にはちゃんと届く面白さはあったと思います。
逆にいうとどっちも知らない人が観ても何も引っかからない映画だとは思います。
(おかしいな、楽しく観たのに悪口寄りになっちゃたな。まぁ配役のバランスで気が散って軽くイラッとしたのは事実です)

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