『ロング・グッドバイ』を観たよ

ついこないだもエリオット・グールドの映画観たな。『カプリコン１』（→『カプリコン１』を観たよ）。
謎を追い、陰謀を暴く記者の役でした。
今回は探偵、フィリップ・マーロウ役。またしても謎を追う男、グールド。

ずいぶん前に原作を読みましたが（レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』）、ぼんやりとしか覚えていません。
原作ファンには評判悪かったと聞いていますが映画としてはファンが多いようです。

探偵ものですが、なにしろハードボイルドなので、最後に怪しいやつをみんな集めて「この中に犯人がいます」みたいな場面は無く、ズルズルと真相が明かされていきます。なので、よく観てないとなにやってんだこいつら？になっちゃいます。私は時々置いてかれました。
とはいえ、事件と関係ないことはあまり起こらないので、最後まで観おわると、ああ、そうだったのね、とつながるようにはなってます。

冒頭の猫とのシーンが面白いんだけど、あれは猫に演技させたのかなぁ、それともエリオットが猫に合わせて動いてたのかなぁ、なんか自然でよかったです。
ギャングのボスの用心棒にアーノルド・シュワルツェネッガー（タイピングしにくい名前だ）によく似たマッチョマンがいるなーと思って観てたらなんか本人らしい（たぶん）。
そういえばついこないだもアーノルド・シュワルチェネガー（ええい！）の映画観たな。『ターミネーター　新起動/ジェニシス』（→『ターミネーター　新起動/ジェニシス』を観たよ）。
悪い、もしくは良いアンドロイドの役でした。
今回は筋肉を見せながら立ったり座ったりする役でした。

1973年のアメリカ映画。1973年の映画は他に、『スティング』『燃えよドラゴン』『ミツバチのささやき』って傑作ぞろいじゃん！『マジンガーＺ対デビルマン』！『仮面ライダーＶ３対デストロン怪人』！！まさに当たり年！

テレビ吹替音声収録版のＤＶＤがこの10月に発売になります。エリオットの声は森川公也さんです。

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