捨て身の北欧サスペンス映画『ミレニアム』シリーズ三作観たら

ハリウッド版のリメイクもあるようですが、元のスウェーデン版を鑑賞しました。

随分前にCSで無料放送したのを録画して、「これ絶対面白い」と思いながら観ないままにしていました。今回録画日を見たら2012年の3月でした。9年前。この9年間俺は一体何をやっていたんだろう。
でもいいんです面白かったから。

9年もほっといたけど、観はじめたらあまりに面白かったので、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』『ミレニアム2 火と戯れる女』『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の3作を立て続けに観てしましました。

少し前に感想を書いたデンマーク映画『特捜部Q』のような、深い闇を感じる映画でした。北欧映画独特のものでしょうか?この、人にも社会にも深い闇がある感。
闇を描くためにサスペンスやアクションを配置しているようにさえ思えます。

凄絶な過去を持つ天才ハッカー、リスベットと、雑誌「ミレニアム」の経営者であり、記者でもあるミカエルがある事件で出会い、お互いの能力を利用しながら目的を果たしていきます。その過程で二人の間に絆が生まれ、という流れです。

「ドラゴン・タトゥーの女」というのはリスベットのことです。背中一面にドラゴンのタトゥーがあります。
「火と戯れる女」もリスベットですね。どう火と戯れたのか徐々にわかってきますが、もう悲惨な過去です。

リスベットは、何をするにも捨て身で突っ込んで行くので、謎がひとつ解けるたびに傷だらけになっていきます。この辺りも『特捜部Q』を連想しました。


ミカエル役の俳優は、『惑星ソラリス』の博士みたいだな、と思って観ていましたが。目つきがちょっとプーチンみたいなんですよねぇ。怖い役というわけじゃないけど、目的のためには手段を選ばない、敵に回したくないタイプです。
ミカエル・ニクヴィストという役者さんですが、2017年に亡くなっているそうです。私が録画して観ないでいるうちに死んでしまいました。

リスベット役はノオミ・ラパス。『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』にエリザベス・ショウ博士役で出演しています。パッと思い出せませんが。

3作でそれぞれの事件がありますが、リスベットの過去が明らかになって、決着がつくお話としては3本でひとつになってました。

ハリウッド版は2作あって、『ドラゴン・タトゥーの女』と、原作小説第4作の『蜘蛛の巣をはらう女』だそうですが、2と3を抜かしたらわけわかんないのでは、と思います。
ひとまずスウェーデン版3作を観ればひとまとまりだからいいか、と思いますが、ハリウッド版2作は今ならNetflixで観られますので、消えないうちに観ておこうかな。

でも、ハリウッド版、役者も監督も2作で違っていて、もっというと原作小説も1〜3とは違う人が書いているそうです。なんか別物として扱った方が良さそうですね。

原作者が違うのは、元々の作者スティーグ・ラーソンが3作書いたところで亡くなってしまったからなんですね。出版は亡くなった後だったそうです。
映画を録画しながらなかなか観なかったのは、先に原作を読みたいなぁ、と思っていたことも原因で、ここはひとつ供養だと思って原作に着手しようかなぁ。

blinktasu
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