やってきました暑い夏。夏といえばやっぱり恐怖もの。
暑いのも怖いのも苦手な私ですが、マイナス×マイナス=プラスということで(だよね?)、なんか怖いもの観ようとNetflixで気になっていたこれ観ました。
どーです。タイトルに「呪」って字がにこも入ってます。これは怖そうだ。頭痛が痛いみたいだ。
しかも「呪怨」といえば日本のホラーの老舗シリーズ。私は劇場版の一作目をレンタルで観ただけですが、これなら大丈夫でしょう(大丈夫って?)。
約30分のドラマが全6話。全部見ても3時間弱。土曜の夜に一気見しました。
一話が短いのでサクサク観れます。
冒頭から「呪怨は実際に起きた出来事を基に作られた」とか言ってます。そうなの?
「だが、実際に起きた出来事は映画よりもはるかに恐ろしいものだったのだ」
とか言い出しました。
「実際に起きた出来事」って2回も言ってます。頭が頭痛だ。
心霊研究家の小田島(荒川良々)が心霊現象を追っていく形で話が進みます。小田島は本を出すつもりで活動していますが、実はそれだけではないことがやがてわかってきます。
小田島が知らないところで起きた心霊現象も含め、どうやらある一軒の家が全ての元凶らしいとわかってきます。
ってドラマなんですが。
ここの場面は怖かったりハラハラしたりするのですが、全体としてはちょっと薄味だったような気もします。
そんなに怖すぎなくて私にはちょうどいいかな、とも思いました。そうそう、エンディングの歌が独特でした。怖いというより不思議。
まぁそういうことならと、以前観た劇場版も観ることにしました。
Netflix →『呪怨(劇場版)』
amazonプライムビデオ →『呪怨 劇場版』
白いとしおくんとか奥菜恵のデカい目とかいくつか強く印象に残っていますが、全体はよく覚えていませんでした。
時系列通りじゃなくて時間を行ったり来たりするんですね。「これいつだ?」と考えながら観ることになるので緊張を強いられます。
家の中で起こってほしくないことが次々に、それこそ思いつく限り起こります。
もう夜に窓の外も見たくないし、ベッドの下も覗きたくないし、頭も洗いたくありません。
何もしたくありません。
でも寝ていても毛布の下に何かがいたりします。もう生きていられません。
結末も忘れてました。なんでしょうこの恐ろしいラスト。誰にも逃げ場がないんですね。もうダメです。
ビデオ版のお話を劇場版にリメイクしたんだと勝手に思っていましたが、調べたらビデオ版2作の続きになっているそうです。劇場版冒頭のモノクロシーンはビデオ版での出来事だったんですね。やっとわかった。
ドラマ『呪怨:呪いの家』の各エピソードもビデオ版から劇場版まで観ていると、どのエピソードの「実際に起きた出来事」かわかるようになってます。なるほど。
ビデオ版から順番に観るべきだったんですね。
『呪怨2 劇場版』はこの劇場版と話がつながっているらしいので、また今度暑い日にでも観ようかと思います。