2024年9月現時点で孫1号(女子)が4歳、孫2号(男子)が1歳です。
うれしいことにすぐ裏に住んでいるので二人といつでも会えます。
でね、
いつもではないけれど足元に来ては私を見上げて両手を上に挙げます。
「だっこして」です。
はい。
かわいいんですよ、とっても。なにものにも替え難いこの瞬間。
でも、
時々、
いつまでだっこさせてくれるんだろうこの子ら。
って思っちゃうんですね。
上の子はもうすぐ抱っこしてなんて言わなくなるでしょう。
でも、
「百円あげるから抱っこさせて」
とかいうのも違うっていうか教育上間違ってますよね。
思うんですよ当たり前のことだけど。
人生のたった今しか存在し得ない関係性ってあるよなって。
お金じゃ買えないし、もうどうやっても戻ってこない、手に入らなくなる大切な大切な関係性みたいのが。
孫たちとの今の時間てとてつもなく貴重なんだ。それはもう泣きたくなるくらい。
コスパだのタイパだの経済効果だの対価交換だの、そんなものとはまったく無関係で、そんな物差しでは絶対に測れない測っちゃいけない、そんなものに貶められることのない大切なものがここにあるな、って思っちゃうんです。
友情もそうですよね。
大切に積み重ねてきたものは何かと交換したり他のもので測ったりできない唯一の価値を持っている。
孫との関係は刻々変わってゆくのだろうけどでも。
時と共に関係性が変わることをおそれるなかれ、とも思うんです。
今21歳の娘の、幼いころは柔らかかった手のひらが、小学校で鉄棒をするようになって少し硬くなってきたのを覚えています。成長したんですね。
「だっこして」と言わなくなるのは成長してだっこしてもらう必要がなくなったってことなんですね。
でもまぁもうしばらく。
もうしばらく孫を抱っこできるように、地味に筋トレしてる爺さんではあります。
もうしばらく
神様もうしばらく
孫を抱っこできますように