日々棒組み886 帰ってきたゴールデンな俺

そんなわけで今年もやってきました自動車運転免許更新のこの季節。
「今年も」じゃねーや。5年ぶりだ。
前回、写真が半笑いになってしまったのは覚えていますが、なぜ半笑いだったかきれいさっぱり忘れてしまいました。
どうしてだったかこちらで確認→日々棒組み640 免許証の僕が半笑いのそのわけ

あははそうだっけそうだっけ。
今年は半笑いにならないように注意しよっと。

警察署に行ってみると前回とはちょっと様子が違う。
小屋みたいなところで受付するのは同じだけど、外にパラパラ人が立ってる。感染予防かな?
小屋に入ると前回あった「ICチップ提示をしつこく求め続けるマシン」は無くなっていて、受付もすぐに終わり(交通安全協会への協力は華麗にお断りし)、写真撮影でちょっと待たされたけど、今回は半笑いにならずにむしろ「冷酷非情」な感じで撮影も無事済みました。
その間特に面白い人物も出来事もなく、講習を外で待つよう指示されました。さっき外でパラパラ立っていたのは講習待ちの人々だったのです。

外に椅子が並べられ「講習待ちはここ」みたいに書いてあったので座って待ちましたが、雨とか降ったらどうすんだろ?みんなで「うひゃぁ〜」とか言いながらさっきの小屋になだれ込むのかな?
すると感染を恐れた警察官が拳銃を抜いて威嚇しながら避難民を追い出すんだきっと。泣きながら避難民に発砲する若い警官。泣き叫ぶ子連れのママ!逃げようとして転げる爺さん(俺)!

などと想像しているうちに講習の時間。
ちなみに私は「講習A」の方。つまり「優良ドライバー」えへん。
なので講習は30分。
前回の「60分講習」の屈辱を思い返してつい涙ぐんでしまう。

講習は、感染予防のため、従来は講習に使っていないやや広めの部屋で行われました。
最初に20分くらいのビデオを見るのですが、歳のせいでしょうか、今まではなんとなく流して「ふ〜ん」って感じで見ていたのですが、今回は冒頭の「交通事故で小学生の息子を亡くしたお母さん」の話とかかわいそうで泣きそうになりました。
ドライブレコーダーの映像が多用されていて、実際起きた事故の本当の映像が出てくるので、「あ、こういうことあるある」と、けっこう身を入れて見てしまいました。

ビデオの後、交通安全協会の女性の解説タイムになったのですが。
この人「涙声」で語るんですよね。ほぼ全編。
特に「〇〇人も亡くなってしまったんですね」とか「事故は一瞬なんです」とか、悲しいとことか要点に差し掛かると声の「涙度」を上げてくんです巧妙に。
10分くらいの話でしたが、後半は「涙声テク」が気になって内容が入ってきませんでした。

そして優良講習も終わりついに免許の配布。
特に優秀な私は最初に呼ばれ、新しい免許証を手にしました。
ああ。
長かった。
さらば。
長い長い屈辱のブルー免許の日々。
そしてこんにちは。
輝く栄光のゴールド免許。

写真上:うすら汚れたブルー免許(穴アキ)
写真下:栄光のゴールド免許(わかりやすい西暦併記)

でもこれゴールドっていうより黄土色だよね。
「寺田さん、これゴールドじゃないっすよー、オードっすよー」
「マジかよー、なんだよオードってー」
「知らねっすよー、でもブルーより下っぽいっすーオードさーん」
「オードさんって呼ぶなやー」
みたいな。

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