なんだこりゃ?

前回はあざとい内容ながら泣かせてくれたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(前回→泣けるアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第14話「まくら返しと幻の夢」を観たら)。
今回はなんていうかガタガタしてる感じでした。ガタタの鬼太郎。

東映アニメーション『ゲゲゲの鬼太郎』

ブs、じゃなくて、容貌に恵まれないばっかりに辛い毎日を送っている房野きららさん(中学生)。
同級生に「ブサの」と呼ばれたり、玄関を開けたら宅配業者にその容貌を驚かれたり、それを見かけた小学生に「なんだありゃ?妖怪女だ」とか言われたりする。そりゃお辛いでしょう。
絵的にはそこまで不細工に描いてないように見受けられますが。
で、その後お母さん似だということがわかって、きららさん、「全部あんたのせいだ!」とお母さんに当たったりします。容姿のせいで心も歪んでます。周囲の人間も心が歪んでますが。

そんな時、顔を変えられる能力を持った妖怪「ずんべら」と出会って…
というお話なんですが、なんかその後の展開に私はついていけませんでした。
いろいろあって憧れの男子ユースケくん(芸能人)といい具合になるんだけど、だけど…みたいな。
ラストもわけわからん。

お話がどうにもならなくって無理やり意外な結末をくっつけたようにも見えます。
きららさんが心の底から病んでるのか、そういう選択も有りだよね、自己責任でいいじゃん、というお話なんでしょうか?
年頃の娘を持つ親としては「きららさん、それは違うよ」と言ってあげたい。言ってあげたいが、「あの顔のままなら死んだほうがマシよ!」と言われたら返す言葉が無い(宅配員の男に驚かれるレベルじゃそりゃ死にたくもなる)。
ってあれ?意外と現代社会の病的なものを描いてたりするのかな?
どんな対価を払おうと、たとえ一時的だろうと、美しければ手に入るものがある。
そう言いたいんですね!きららさん!あなたは病んだ現代社会へのカウンターなんですね!

きららさんがただのバカに見えるか、現代社会の中で病んでしまった被害者と見るかで評価が分かれる、か?
ラストのきららさん、私には化け物に見えました。

今回はちょっとあれでしたが、このシリーズで定番の「地獄流し」や「吸血鬼エリート」をやってくれるのを楽しみにしています。マジマジ。「吸血鬼エリート」は3話くらいかけて。マジマジ。

吸血鬼エリート