前にも言ったような気がしますが、映画に関して書かれた本とか記事とか読むのが好きなんですよね。映画を観るより映画に関して書かれたものを読む方が好きかも。
観たことない映画の話でも読んじゃう。
で、この本『エクソシストの遺産』。
いや面白いったら。
あの一作目の大ブームの渦中にいた人たちには全員読んでほしい。自分も悪魔に取り憑かれるんじゃないかと震えて眠った私と同世代の人たちには。
あのブームの時、私はこんなでした →世界一怖いホラー映画 前編
で、この本を読むと、当時の私を怖がらせた、
・実話に基づいている
・パズズの像が消えた
・関係者が死んだ
・短縮版が公開された
みたいな話がぜんぶ(ある程度は)本当だったことがわかります。
どれも「幽霊の正体見たり」みたいな真実ですが、それで映画がつまらなくなるかといえばそんなことはなく、フリードキン監督の生い立ちや信条、映画の撮影方法の解説もあり、むしろまた観たくなります『エクソシスト』。
全体の半分弱が一作目のお話、以降が『2』やら『3』やら『ビギニング』やら『ドミニオン』、そしてテレビシリーズの話題でした。
どれも一作目のインパクトには遠く及びませんでしたが、裏のゴタゴタした話はどれもとても面白く愛おしいです。
テレビシリーズだけは観ていませんが、公開時期が「テレビドラマ毎週放送」から「配信で一気見」に移行する時期で、内容もそれに煽られてブレたみたいです。って話も面白いんですが、あらすじを読むとドラマ自体もちゃんと面白そうなんですよね。スケール大きくなってくかんじで。ちょっと『デビルマン』っぽいんじゃないかと勝手に思いました。
配信で観られるので今のうちに観ておこうかな。
Amazonプライムビデオ →エクソシスト (吹替版)
2シーズン全20話。今年の夏はこれで悪魔のような暑さをばらえ!
しかし真面目な話、悪魔よりこの猛暑をばらって欲しいものです。どこかにいないのか「暑さ祓い師」。陽が傾いたら聖水で打ち水だ!このバチあたりめ!こうしてくれる!えい!えい!えいっ!(暑さでどうにかなってる俺をどうにかしてくれ)